2007年04月28日 01:25
私はとっさに土下座をした
額を床にこすりつけるように
ただただ土下座をしていた
決して
決して誰の心も
弄んだつもりはないのです
弄んだつもりはないのです
廊下の冷たさなど分からなかった
許してもらえるとは思いません
でも どうか
隅っこにでも置かせてもらえませんか
パンを投げつけられた
視線が私の背を撫でた気がした
さっきも別の誰かに謝っていて
でも その謝罪の中身で
またこの人を傷つけて
もうどうやって謝っていいか分からない
ただ 最後の手段と思ったのか
私は 真冬に捨てられた猫と化して
背を丸く
三つ指を揃えて
懺悔していた
その時ピンポンと
玄関の鳴る音がした
飛び上がって周りを見ると
目の前の人は掻き消え
玄関から「宅急便でーす」と
叫ぶ声が聞こえた
夢の中のあの人は
私を果たして許してくれたのだろうか
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4月現代詩研究会提出作品
意見により校正後の作品です
成長はしてるらしい(当社比)

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