2007年02月26日 03:13
天気がよかったので
如雨露(じょうろ)で庭木に水を遣っていた
さらさらと零れ落ちていった水は
そのまま地面に吸い込まれて
地面に黒い染みを作って消えた
これは地面の染みなのか
私の心の奥底の染みなのか
目の前に広がる黒々としたそれは
じっとりと湿って涙の色をする
私だけの記憶
私だけの過去
私だけの墓標
ずっと昔に浴びせられて
今も耳にこだまする言葉は
今もじめじめと黴を繁殖させ
毒々しい色で彩って
胞子を撒き散らしている
何を今更
どうせ一生消えないものなら
今隣にある温もりを
信じて歩いていけばいいだけ
染みに気付かなかった頃の私は
沢山のことを望み過ぎていました
その通りと言われても
はいその通りですと
頭を下げて飲み込むしかない
それでも今でも染みを消したくて
頭の中で反復させる言葉
消去 消去 消去
触らないであなたも汚れる
泥を掬ってももう水は戻らない
もう いいじゃないの
両の目から流れた水でも
土壌に染みていくから
育っていくものがあるの
いつか咲くであろう
小さな蒼い花を見れるのを信じよう
昔流した涙の跡は
きっと無駄ではない
ほら 空は真っ青な冬の終わり
++++++++++++
「失った」2校。
人は成長していく
失敗のない人生はない

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如雨露(じょうろ)で庭木に水を遣っていた
さらさらと零れ落ちていった水は
そのまま地面に吸い込まれて
地面に黒い染みを作って消えた
これは地面の染みなのか
私の心の奥底の染みなのか
目の前に広がる黒々としたそれは
じっとりと湿って涙の色をする
私だけの記憶
私だけの過去
私だけの墓標
ずっと昔に浴びせられて
今も耳にこだまする言葉は
今もじめじめと黴を繁殖させ
毒々しい色で彩って
胞子を撒き散らしている
何を今更
どうせ一生消えないものなら
今隣にある温もりを
信じて歩いていけばいいだけ
染みに気付かなかった頃の私は
沢山のことを望み過ぎていました
その通りと言われても
はいその通りですと
頭を下げて飲み込むしかない
それでも今でも染みを消したくて
頭の中で反復させる言葉
消去 消去 消去
触らないであなたも汚れる
泥を掬ってももう水は戻らない
もう いいじゃないの
両の目から流れた水でも
土壌に染みていくから
育っていくものがあるの
いつか咲くであろう
小さな蒼い花を見れるのを信じよう
昔流した涙の跡は
きっと無駄ではない
ほら 空は真っ青な冬の終わり
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