詩集出版のお知らせ

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第一詩集出版!
-無所属で一人で書いてた頃の詩の詩集-
※自費出版にて出版させて頂きました。

題名→詩集 こころのともしび
ペンネーム→原島 里枝
出版社→埼玉新聞社事業開発局出版担当
表紙・挿絵→小浦昇 様
協力→ギャラリー椿 様 ※こちらの画廊でも販売中
規格→A5判、126P、上製本(ハードカバー)
表紙フルカラー、中表紙フルカラー、帯付き、紐付き
価格→1500円(税込1575円)
発行年月日→2006/08/28
埼玉新聞社事業開発局出版担当へ直接注文可能(+送料210円)     
※Amazonからはこちらから注文可能

※書店販売が埼玉県下に限られるうえ
一般書店からの取り寄せは可能ながら時間がかかるという非常に厳しい状態ですが、
この度無事 ※Amazonより注文可能になりました。
Amazonで注文の場合は送料無料になります。
問い合わせ、注文は埼玉新聞社事業開発局出版担当からもできます。
その場合は送料は読者負担で210円プラスだそうです。
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これまでのこと5

2006年03月31日 21:05

私は見積の封筒を開けた。
目を通すと・・・信じられない見積が。
何故か200P以上のページ数で金額が170万〜220万。
なんだこれは。部数も1000部いかない。
手元にも100冊も届かない。
予価も書いてない。
売れ残った在庫が手元に戻ってくることもない。
仮題でいれておいた題名がそのまま題名として決められていた。
何もかもが適当だ。
取捨選択が必要だと言っておきながら、
150が130ちょっとになっただけ。
もちろん昔の詩は見ていない。
滅茶苦茶だ、と思った。

同時進行で、私のB社への行動を止める働きかけがあった。
私は友人の中にそういった働きかけをしてくれる人が居たことに
本当に感謝した。私はB社のことも、見積の金額も、
何もかも知らなかったから。

私の中でB社は消えた。
全国展開とかすごく美味しそう。
でも金額はとてもじゃないけど払えない。
無理だ。

今度こそ私から電話はしなかった。
その代わり、私は止めてくれた人に見積を見てもらうことにした。

結果は、やはり・・・止めておこう、という事になった。
色々な会話があったのだが、
前も書いたがB社への名誉毀損になると怖いので、
内容は差し控えさせていただく。

そしてB社から携帯に電話が入るのである。



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これまでのこと4

2006年03月30日 11:49

電話をかけたのは午前だったが、折り返しがかかってきたのは夕方だった。(後でこの真意をネットの情報で知ることになるが名誉毀損で訴えられたくないので割愛)

電話で是非見積を尾根お願いします、前向きに検討します、そう言った。そうしたら向こうで協議した見積をくれるという。商品として扱いますからどーぞお任せを、という訳だ。

できれば100万で収まるといいな、持って行った詩が全部で150を越えてるなんて思わなかった。など色々思った。
B社のサイトをうろうろする日々が続いた。
詩集の大抵の仕様は大体100P未満。価格は1000〜1200円。
100Pを越える詩集は数えるほどしかなかった。

そして見積は、翌日に届いたのだ(速達で)。
あっという間の見積に私は正直びっくりした。

私は商業印刷物デザインの経験がある。
製作だけでなく、営業も、業者見積・交渉、クライアントへの見積、打ち合わせ、校正、編集、納品、アフターフォロー、進行管理・・・つまり経理を除く全ての仕事をした。最終的には事情があって1ヶ月ほど社長代行もした身なのだ。見積を取るのに即日なんて有り得ない。
会議とかでこの作品の出典数を数え、見合った仕様で業者に見積させると早くても返事に数日かかる。
即日で出来るばあいは、既に見積のテンプレートが出来ている場合のみだ。

早く見積が届いたのは嬉しかったが、少し疑念の念が浮かんだ。
早すぎる、と。
だた、それは封を開けるまでは小さな小さな引っ掛かりでしかなかった。自分がそういう職種の出身だということも忘れていたのだ。



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これまでのこと3

2006年03月30日 11:35

B社のサイトには原稿を読んで1ヶ月と書いてあったが10日ほどで講評が届いた。長3の封筒に入ったそれ。速達だったが、なんだか落選したんだろうなーと思いながら自分で封は開けなかった。こっぴどい講評だったらと思うと怖かったのだ。
夫が帰宅してから、まず代わりに開けて読んでもらった。
私は企画出版どころか協力出版も無理だろうと思っていたら、文面は8割は褒め、2割批判し、「遺憾ながら企画出版は無理だが、是非協力出版で全国展開したい」とあった。
通例120〜130万という高額だが、本屋に並ぶ。悩んだ。
両親にも人生の先輩として相談した。
「前々からいつかはと思ってたことだからやってもいいんんじゃない?」という答えが返ってきて私は決めた。
預金額を自分の持つ全部の銀行で計算した。
夫は出してくれない。全ては私の金だ。
100万くらいまでならなんとかなる。
あとはB社と折衝だ、と思った。

私はB社に電話をかけた。


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これまでのこと2

2006年03月29日 22:40

きっかけは、この展示室のロムさんからの一言だった。
まぁ・・・漠然とは、もうずっと前、1年以上前から考えてはいた。
(今調べていて、詩集の売れなさの現実に凹んでるのはほんとだが)
「本になったら、買う」「ネットだけじゃなくてネットやってない人にも見てもらいたい」という言葉で、私は頑張ってみようと思ったのだ。

これは無謀なことかもしれない。
今でも迷いながら見積を取っている。

ところで、初めて持ち込みしたのはB社という会社だった。
詳しくかくとバレてしまうかもしれないので、書けないが。
B社にしたのは、単純だ。そこで募集してるのを知ってたから。
それだけだ。ネームバリューといえばそれまでかもしれない。
つまり私は出版界について何も知らないまま前に進んできたのだ。

持ち込みと言っても、原稿は最新作から数えて4か月分を無造作に打ち出した紙束だ。不完全な原稿でもいいという話と、自分でどういう風にアプローチしたらいいのか分からなかったので結局そうなってしまった。

持ち込みは持ち込みでも、相談会という名目で、1人1時間の枠だった。
私がその相談会を知ったのは開催の3日前だったと思う。
滑り込みで4時半の枠が取れ、本社へと向かった。

1時間みっちり原稿の話をするのかと思っていたら、20〜25分で終わってしまった。それも出版界が不況だと、出すのは厳しいのだ、とそういう話。あと・・・お金。B社の協力出版(出版社がバックアップしてくれるが、著者側で一部負担金を払うということ)で大抵120〜130万はかかると言われたのだ。そして自費出版では流通ルートに乗れない、と。
これにはさすがにびっくりしてしまった。
でも詩集だし、売れないものを売る宣伝や、大きな出版社では経費もかかるかなと思って、帰ってきたのだった。

ここから私の自費出版を考える日々が始まった。



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これまでのこと1

2006年03月29日 21:53

とうとうこの話を書く日が来た。
いつ始まるか分からない、長い道のりの始まりだ。

今年三月に入って、私の生活は自費出版に関して大きい時間を割いている。自費出版を本気で考えるようになってから、いつかブログでも公開しようと思っていた。
この短い間にきっかけとなった事柄から出版を辞退した出版社、新たな出版社探し、そのやりとり・・・。
普通の日記とはちょっと違うことを書いていこうと思います。




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灯籠流し

2006年03月29日 09:39


日が沈んで夜になった

細い小さなろうそくに
ぽつりと小さな火を点けて

浮かびあがる
懐かしい 和紙の絵達

沢山の灯りが河を流れてゆく

沢山の魂が彼岸で待ってる

灯り一つ一つは
赤の他人の灯りなのに
集まっていると
なんと浮世離れするのか
光景は忘れられず

いつか 自分も
河を流れる日が来るのかな
そんな実感沸かないな
私がまだ若いから?

なんて言葉を紡いだら
河の向こうに届くのかなんて
所詮無理な事を考える




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端切れ

2006年03月28日 06:21



綺麗なものを作るために
丁寧に布を裁ってゆく
美しいシルエットが形作られた時
ごみ箱には何にも変われない端切れ
多数の選ばれなかったもの達
ほんの小さな小さなそれ
世の中には成功する人達の影で
確実に多数の失敗者が居る
そうでなければ「成功」そのものが有り得ない
失敗者は静かに幕を引く
そして最後に身体ごと燃え尽きて
天へ昇る 紫煙の如く 空へ
まるで 初めから何もなかったかのように
そうした沢山のもの達の果てが
美しい形として後世へと残ってゆく
それは自然の摂理
抗えない だから 受け入れて

だから 抱き締めて
火にくべるその前に



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遠くへ馳せた思い

2006年03月27日 21:54



遠い 遠い あなたへ
私の気持ちが届けばいいと思って
声をかけた
そこから世界が少し広がって
私はたどたどしく言葉を紡いだ
でもこれでいいのかな
私は間違った道に入ったのかもしれない
可笑しいよね
人が人と気持ちを届け合いすることが
自分自身を傷つけるなんて

もっとひっそり
もっと慎重に
もっと醒めて
「他人」という無責任な立場を
もっと利用して
ざっくならんに話せばいいのに

分かってる
私人を簡単に信じられないんだ
それは相手の性格が悪いのではなく
「ある人にとってはいい人」
だけど
「自分にとっていい人」
なのかは触れてみないと分からない
そこで私は鈍感なものだから
摩擦が起きてしまう
あるいは敏感すぎて
嫌味になるような事を言ってしまう
相手をけなすつもりは全く無いんだよ
相手を尊重して したくて
心の底から言葉を紡ぐのに
そう 私の心の中は
黒くて粘っていてどろどろした
腐った沼地

もういいよ
もともと出来ない相談だったんだ
結論を出すのは早すぎるかもしれない
だけど 白か黒か決めないと
前へ進めない自分がいて
心の中で黒と決めてしまえば
態度をグレーゾーンに持っていくこともできる
そう 感情を殺して
のたうち回る訳にもいかないから
「日常」の仮面をつけて
あつかましい面して生きてんだ

苦しくないかって?
当然苦しいさ
「あの人は白だ」って思えるようになるまで
何年もかかる時もあるくらいに
その中で少しずつ信じていって
でもそんなの大抵の相手は考えてないから
ひっそりと 私の心の中で
誰にも言わないから
まだ心が許せてないこと
共有した時間が浅いからだからって
あなたに この気持ち 届いて

本当は泣いてしまいたい
だけどいちいち泣く程の子供ではない
だから 遠くのあなたに
私の気持ち 届いて
遠くのあなたに 届いて



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無色透明

2006年03月27日 21:52



私はまるで透明人間
私はまるでゴースト
怖くて自分を晒せないでいる
だから何処にも居場所がない
どこへ行っても 無色透明
私が出来る事といえば
肩をぶつからないようにする事位
ほら私ここに座ってるよ
なんで皆無視するの?
時々つつきに来る人がいる
でもそれは話したいからじゃなくて
虐めたいからやってくる
私の見えない心のキズ
それも無色透明だから
相手は赤い血が見えないかどうか
試す
なんでそんな事この人するのかな
見えないからなのかな
私そのものの存在が透明人間
誰も彼も私の存在を抹消する
だから私は無色透明 空気と同じ



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走り切れ

2006年03月27日 21:50



人生は マラソンによく例えられるけど
たしかにそのとおり
死というゴールに一直線
走り続けていかないと
後悔して後ろ振り向くと
そこは荒廃していて心が固まるよ
無我夢中で前だけみてれば
道として存在しない大きな大きな道が
あなたを新しい道標まで運んでくれる筈
いつまで努力してればいいんだろうとか
どこまで我慢してればいいんだろうとか
考えないで
生きていれば仕方のない事
そしてあなたは生き続ける
そして私も生き続ける
また朝日を見よう
何度でも見よう
走り切れ



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震え

2006年03月26日 10:20



コーヒーカップの取っ手を持った
ぶるぶるぶるぶる
サイレンスの携帯電話みたいに
小刻みに震える薬の副作用
嫌でも自分が病人だと感じる一瞬
そして
元気な方には分からない諦観
世の中では偏見に負けて
本当の自分を晒す事が不可能
当たり前に勉強していた
当たり前に働いていた
本当は それは
すごく貴重な時間だった
私はそんな大切な時間を不意にしたから
神様から今罰を受けてるのかもしれない
神様 私から
どす黒い感情を抜き去って下さい
嫉妬や妬みや卑屈さやこだわり
全て捨ててしまいたい
今在る幸福に私の全神経が注がれますように
そしていつか
コーヒーカップを持つ手が
震えない日が来ますように
今じゃなくても いつか 必ず




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珈琲

2006年03月26日 10:19



苦い
第一印象
これが大人の味なのか?
なんでこんな苦いものが好きなの?
コーヒー牛乳で充分だよ

何時の間にか
私も大人になり
珈琲が大好きになった

毎日毎朝毎晩珈琲好き

カフェイン中毒者というより
その苦さに麻痺して
わずかに苦いなと思い
ごくごくと呑み込む

人生の苦さ、少しは知ったのかな
だから、珈琲の苦味が
私に不可欠になったのかしら

そう思いつつ今日もカフェで1杯



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暖かな暖炉

2006年03月26日 10:17



パチン。
暖炉の焔の中で小枝が鳴った。
外は極寒。
中は温室。

外で生きている人には中のことはわからない
中で生きている人も外のことはわからない

だから言葉を紡ぐ。
「ピンポン」と音を立てて。
歓迎するよ、新しい家族よ。

大丈夫、ここは安心だから。
傷つける人居ないから。
暖かい暖炉に当たって、少しお休み。

パチン。
また小枝の爆ぜる音。
ささやかに自己主張する焔の存在。

大丈夫、目が覚めてもちゃんとここに居る。
だから、お休み。ぐっすりと。



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痛みと別れと (BlogPet)

2006年03月25日 12:10

結局無気力な自分の心のまなざしとか感情と大きいゴミや、ましと対岸とか焼き付いてる?
ちゃんと頑張ってるかい?
私みたいに
ラスは、道標とか考えてしまった支えてくれる人にはなっていないだろうねそんな肺機能空気に溺れて意識が割れてしまいそう窒息感水泡のような肺機能空気に溺れて血の涙を流すあなたに会いたくてだもう疲れてしまった支えてくれる人私の心が割れてしまいそう窒息感水泡のような肺機能空気に溺れて意識が段々遠のいてしまうどんな生き方が合ってるの心の中でまだ若かった感情の固まりとか生きて行く求む
遠いゴミとかついているのだろうねそんな人私だけが止めるもの「無」
になる終わりの感情今でも生きて行く求む


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「ラス」が書きました。

春光

2006年03月25日 10:40



陽射しが暖かい
心に差し込んできてくれる
空が眩しくて
目が眩んだ
確実に日々は流れている
確実に未来は近づいている



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走れ

2006年03月25日 10:38


身体が思うように動かない
心が思うように感じない
焦りばかりが空回り
自分自身に言いきかす
出来るものしか出来なくて
出来ないものは出来ないのだと
迷走するなら
要らないものは切っていけ




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2006年03月24日 08:26





あなたの声は
瑞々(みずみず)しくて
私の乾いた心を潤す
沁み込むように吸収して
私は心に羽根を持つ
あなたが居てくれるお陰で
今日も私は生きていけます



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浜辺

2006年03月24日 08:24





長い砂浜の海岸線で
あなたは波とじゃれあいっこする
足跡が五線譜の上の音符みたいに
自由に波打ち際を行ったりきたり
嗚呼今日はあなたと海に来てよかった
こちらを振り向いて笑った顔が
日常の疲れを全部忘れさせてくれた



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サスペンス

2006年03月24日 08:22




大きな声で人には言えない人生
闇に侵食された言の葉達
これからどれだけ光を目指して行けるのか
初めの出来事はサスペンスドラマよりも
もっと陳腐にもっと湿っていて
それでいて気分は綱渡り
サスペンスなんて要らない
平凡な幸せがそこにあるならそれでいい




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時間は前へ進むだけ

2006年03月23日 00:43

いくら後悔してもし足りない
死んでしまいたいと思う事は日々
修復したいと思うのは
否定出来ない私のエゴ
若い時は何もわからず
自分の気分のままに人を傷つけた
誰かに傷つけられる度
笑って見逃して陰で絶望して
お人形さんのように
ロボットのように
感情を捨てて だから余計に
他人の気持ちが分からないよ
だって 自分の心すら
凍らせてしまって感じないんだから

何度後悔してもし足りない
口の悪い自分に嫌気が差すのは日常
どうして人を傷付けてしまうのか
どうして優しくなれないのだろう
どうして後悔してしまうのだろう

後悔なんてしたくない
誰とも別れたくなんてない
知らないあなたと会いたい
もうお互い別人のように
遠く離れた人生を歩んできた筈
だったらそろそろ
重ね合わせてみてもいいんじゃないってほら
私のエゴが顔を出す
傷つけたのは私
彼女じゃないの私なの
私が悪いんだから 許されないのも諦めて
もう重ならない2本のレール
だけどもういいよ
私があなたの苦労を知らない代わりに
あなたも私の苦労を知らないのだから
お互い様

そうして割り切ろうと足掻く私を
神様どうか許してください




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痛みと別れと

2006年03月23日 00:41



痛くて 痛くて
血の涙を流す
何も考えたくない
何か考えてしまったら
自分の心が割れてしまいそう

窒息感
水泡のような肺機能
空気に溺れて
意識が段々遠のいてしまう

どんな生き方が合ってるのか
どんな生き方が出来るのか
どんな生き方が どんな
突き詰めて行けば
結局 無気力な自分だけが残り
対岸の人々に羨望のまなざし

もう居たくないんだ
もう疲れてしまった
支えてくれる人には申し訳ないけど
こう思ってしまうことだけは
止められない 私だけが止めるもの

「キミ」は今どうしてる?
ちゃんと頑張ってるかい?
私みたいに廃人にはなっていないだろうね
そんな人 私だけで充分
ほんの少しのぬくもりも
もう「キミ」には届かない
二度と届く事はない
永遠の分かれ道
僕らは通過点としてその道標を各々決めた
私を憎んでいるのだろうか
私に苛ついているのだろうか
何にせよ 「無」になる終わり方はしなかった
今でも「キミ」は私を責める
私の心の中で
まだ若かった感情の固まりだった私を
今ならもっとましな事が言えるかもしれないけど
もうそんな夢 叶いやしないさ
お互いがもう遠い遠い町と町のホームレス

痛くて痛くて
血の涙を流す
あなたに会いたくて
だけど会えなくて
終わりの感情
今でも胸に焼き付いてる
あなたにとっては
ゴミ未満の私でも

生きて行く



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刻のしじま

2006年03月23日 00:38



カチ、カチ、カチ、カチ・・・。
一秒ごとに私の人生が終わりに近づく
いつ終わるかわからない
いつまで続くかわからない
だからこの静寂の中で
ひとり佇んでしまうのかもしれない
先にも 後にも
進めない
刻の静寂さの中で



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2006年03月23日 00:36



絶望に縁取られた鏡
ずっと映して居た
ずっと見守って居た
ずっと待ってた
ずっとずっとずっと待ってた
時間がやけに長くて
それでいて最高に

何処に光があるの
何も見えない
目を閉じても 開いても
何も見えない
何も聞こえない
何処にも居ない
二度と帰ってこない
帰ってこないと分かってるのに
それでも
浅ましく 待つ
鏡を覗いて
映るあなたを
手の届かない
鏡の中のあなたを



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狂気

2006年03月22日 10:00



いとおしい我が子よ
この世界の争いの中で
嗚呼こんなにやせ細って
嗚呼こんなに酷い怪我をして
自分の身にならば我慢もしよう
私にはあなたを抱き締める事しかできない
もう心臓も とおの昔に止まって
寒さの中干からびてゆくあなたを
死んだなんて信じられない
信じたくない ふたりきりの家族
私だけが独り取り残されるのは嫌
稼ぐ人もいないから
母さんももうすぐちゃんと
傍に寄り添ってあげるわ
だからもう少し ほんの少しだけ
お母さんを待っていて




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ひよこ

2006年03月22日 09:58

詩集「こころのともしび」収録予定作品のため削除。
原作のまま掲載予定。

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2006年03月22日 09:56



ゆっくりと崖から落ちて行った
僕の右手は君を一瞬捕みそうになり
するりと抜けていった

落ちてしまえばもうお仕舞い
ただの肉塊になるから
心は脳の中で具現化されるものであって
心臓も脳も機能しなくなれば
それはすなわち心も消えるという事

誰かが悪いとかもうそんな事どうでもいい
喚き足掻く自分が現実だから

時々頭の中が真っ白になって
本当に 私も 崖から するりと 逝けたら
幻燈のように 私を悩ませる
そう思ってはいけない事を
重々承知だから 考えちゃいけない

誰の脳裏にも崖がある
誰も助けの来ない所
皆その崖を見ながら
佇まないよう強く気を張って気をつけてるんだ
自分だけの場所だから
大切に忘れておきたいんだ



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2006年03月22日 09:54



いつの頃か
あんなに濃かった面影が
1枚1枚一日一日少しずつ
薄くなっている気がして
そして単にそれは勘違いではなく
あぁ、道がとうとう分かれて
ここまで遠くに来たんだなと

あなたの影
今でも忘れてませんから
声も知らなかったけど
確かにあなたはそこに居た

誰か 私を
私の影を
覚えていてもらえませんか



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進化

2006年03月21日 06:51



痛み付けられた野良犬
どこへ行っても石を投げられ
あばらもくっきり
骨と皮で よたよた生きてる

踏み付けられた野良猫
産んだばかりの子供は
突如襲ってきた野犬から守れずに
頭から食われてしまう

もう なんかね
生きてるのが辛いの
投げちゃいけない命だって
言い聞かせているんだけど
時々 いつもの歩道橋から
ふと飛び降りてみたい気分になるの

これを自然淘汰というのだろうか
自殺していく細胞達
それは進化に必要な死であるならば
私の死も何か進化に関係しているのですか

私はおばあちゃんになるまで生きて行くつもりです
それは一概に簡単な事だとは 言わせない




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誤解

2006年03月21日 06:49




そんなつもりで言ったんじゃないよ
どうしてその一言が届かない
人間観察でもしてればって
そういうつもりで書いてるんじゃないんだよ
友達みんな離れていくよって
君に言われる以上にそれは怖いことだ

心拍数が少しずつ増加してる

血圧もじりじり上昇している

喚き散らしたい程自分を主張したくなる
一体あなたが何をした?
そこらじゅうの椅子やテーブルを
思いっきり蹴り壊してしまいたい位
なんでそんな誤解が生まれるんだと

そんなつもりで言ったんじゃないよと
どうしてその一言が届かない



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分かち合いたい

2006年03月21日 06:47


いつも飄々と隣りにいるあなた
悩みは全部自分で解決していくの
私に弱音を吐いたことはない
あなたは言った
「君の苦しみを分かち合いたい」
その通り、あなたは私を支えてくれてる

いつものんびりしてるあなた
私が怒っても適当に流しちゃう
そして大抵は流されちゃう私
「もうこれ以上頑張らなくていいよ」
その通り、あなたは頑張って働いている

いつも訳知り顔のあなた
大抵の事じゃびっくりすることもない
時折TVで大笑いしてるけど
外に出たら年下なのに年上の顔をする
「あぶなっかしいなぁもう」
その通り、あなたの前ではまるで子供の私

いつも本音は分からない
黙っていたら分からないよ
SOSは私に出して
私の分の苦しみと 2人分の楽しさを
分かち合うだけじゃ やっぱり足りない
あなたの分も、2人分の苦しみを
2人で分かち合って前に進みたい
私は2人で分かち合いたい




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僕では

2006年03月20日 10:03



こんなに強く抱き締めていても
ほんの僅かな隙間から
彼女の涙が零れてしまいそうで
そんな自分が酷く不甲斐なく
これ以上何ができるのか
彼女のために何ができるのか
必死で考えて考えて
でも考える以前に
この微かなぬくもりだけが
君を象徴しているかのように思え
彼女の幸せってなんだろうって
幸せをあげたい
だけど僕ではその自信がない
ほら
地面に僕の目の水がぽたり
抱き締めて居て
彼女に見られなくて 良かった



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腕(かいな)

2006年03月20日 10:00



ひそやかな温かさ
私はあなたのように
優しくあなたを包めるだろうか

雪が降ったお陰で
誰とも会えない 遊べない
自由を奪われて
電話で凌いで
薬をざらりと飲んで
飽和状態になる1歩手前まで
自分一人で歩いてる

温かさが分からなくなる
どこにあったんだろうといぶかしむ
ちゃんとそこにあるのに
電話越しじゃ忘れちゃうんだよ

早く会いたいな
雪が降ってても 日照りになろうとも



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なみだ

2006年03月20日 09:58



あ、ひさしぶり
あの、げんきにしてる?
そっか
よかった
わたし?
わたしは、そうだね、まぁまぁってところかな
せんげつはにゅういんしてたんだけど
もうだいぶおちついたよ
あぁ、ほかのだれか?
いやぁ、あなたくらいかなぁ
あとのひとたちとはもう
れんらくとってないや
あ、あのひと!あのひとは2ねんまえくらいまで
れんらくとってたんだけどさ、
こどもうまれて、そこからはわかんないや
あはは、いつもわたしでんわかけるよね
もう8ねんか、おせわになってます
うん?あぁ。そうそう。
うんうん、かぞくにはね。
まぁ、なんていうかな、
めぐまれているかなとはおもうね
もっとたいへんなひとたくさんいるしね
またでんわするよ
よいおとしを


本当は寂しかった
本当はもっと話したかった
本当は他の仲間とも連絡取り合いたかった
誰とも別れたくなんてなかった
皆大切な人達で
本当に支えてもらえた出発点の人達
もうばらばらになってしまった
その位時間が過ぎた
いつになったら忘れられるのか
いつになったら いつになったら
瞼の奥から彼等が消えるのか
有り得ない そんな悲しい昼下がり
もうあまりに時間が立ち過ぎて
夢ではあんなにしつこい位なのに
眼球は乾いて 涙も出やしない
言い聞かせる
大した事じゃなかったんだと
自分だけが 誤解していたのだと



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僕の街にはサンタが居ない

2006年03月20日 09:56


昨日の夜中までずっと待ってたサンタクロース
今日の日付になるまでじっと待ってたんだよ僕
一昨日のイブからずっと楽しみにしてたんだ
どうして僕の所にはサンタさんは来てくれないの?
僕が悪い子だからなの?
ねぇ父さん本当の事を言ってよ
ねぇ母さん本当の事を言ってよ
世界にサンタは居ないの?
居ないならなんで他の子はプレゼント持ってるの?
確かにうちは貧乏かもしれないけど
サンタさんは裕福な子のうちにしか
行かない酷い人なのかな
ほんとのサンタってこの街には居ない



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