詩集出版のお知らせ

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第一詩集出版!
-無所属で一人で書いてた頃の詩の詩集-
※自費出版にて出版させて頂きました。

題名→詩集 こころのともしび
ペンネーム→原島 里枝
出版社→埼玉新聞社事業開発局出版担当
表紙・挿絵→小浦昇 様
協力→ギャラリー椿 様 ※こちらの画廊でも販売中
規格→A5判、126P、上製本(ハードカバー)
表紙フルカラー、中表紙フルカラー、帯付き、紐付き
価格→1500円(税込1575円)
発行年月日→2006/08/28
埼玉新聞社事業開発局出版担当へ直接注文可能(+送料210円)     
※Amazonからはこちらから注文可能

※書店販売が埼玉県下に限られるうえ
一般書店からの取り寄せは可能ながら時間がかかるという非常に厳しい状態ですが、
この度無事 ※Amazonより注文可能になりました。
Amazonで注文の場合は送料無料になります。
問い合わせ、注文は埼玉新聞社事業開発局出版担当からもできます。
その場合は送料は読者負担で210円プラスだそうです。
どうぞ今後とも「自作詩展示室」と
「詩集 こころのともしび」への応援を宜しくお願い申し上げます。
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お気軽に登録していってくださいね(^-^)☆

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闇について(2) -高橋次夫著/詩集「雪一尺」より

2008年05月30日 09:28

高橋次夫さんより転載許可を頂きましたので
「雪一尺」より一篇、載せさせて頂きます。
無断転載(引用、改ざんなど一切)禁止ですよ☆
若い方、10代20代の方に読んでもらいたい。
勿論もっと円熟した方々にも読んでもらいたい。

きっともっと転載するのに「雪一尺」らしい詩はあったけど
私は敢えて転載させて頂けるならこれがいいと思いました。
明日へ「掴みかからねばならない」と思わざるを得ない世代へ。
これらにまつわる話は後ほど追記に書きます。

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詩集「雪一尺」より


闇について(2)
      
                 高橋 次夫


小さい祠のような

少年の耳の奥には

闇の巣がある

枕に耳を当てると

闇の 呟きが洩れてくるだろう

遠い日の

子守り唄のように

少年はからだを沈めてゆく

柔らかい眠りの中へ

やがて

仄暗い闇に包まれて 少年は

宙(そら)のように透きとおる ようやく



眩しさに眼を腫らしながら 少年は

くいしばった奥歯を軋ませて

ひかりの渦に掴みかかる

指の先に 腕の先に 撥ねかえる

ひかりの破片に 少年の

胸肌も 背も 腹も 刺し貫かれて

だから 闇は

耳の奥に巣を張って潜むのだ




囲炉裏の火のように

闇と共に在ったときのひかりが

いまは

ただ ただ ひかり渦巻く

凶器の呪いだ



目覚めるあしたも 少年はまた

目眩ますひかりの凶器に

掴みかからなければならない



耳の祠で 闇は

息を殺して耐えつづけるのだろう

枕に 辿りつくまで






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高橋次夫(たかはしつぎお)
1935年5月 宮城県仙台市生れ
著書 詩集『鴉の生理』 1981年
    詩集『骨を飾る』 1985年
    詩集『高橋次夫詩集』 1987年
    詩集『花辰に月辰に月=「辰の下に月」の漢字)』 1992年
    詩集『掻痒の日日』 1994年
    詩集『孤島にて』 2000年
    随想『青の呪文』 1996年
    散文『篠竹』 2005年
所属 日本現代詩人会、日本詩人クラブ会員
    詩誌「竜骨」、「鮫」同人、文藝誌「セコイア」同人

詩集 雪一尺
発行 2007年12月1日
発行所 竜骨の会
頒価 1500年+税

【付記】
2008年、第14回埼玉詩人賞受賞詩集
「詩と思想」2008年6月号巻頭に詩人の肖像・高橋次夫の記事掲載。
↑只今自分も注文中。リンクはアフィリじゃないっすよ。

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詩集の巻末の略歴も転載OKが出たので載せさせて頂きます。
付記は独断でですけど(汗)
個人情報的な部分のみ、私の判断で具体的な連絡先は
割愛させて頂きました・・・。
でも詩集の入手方法がこれじゃわからんよね(汗)
検索してみましたが、ネット上で注文を受けるところがないので
鍵コメ(非公開コメント)にてメールアドレス付で連絡下さい。
入っているメールアドレス宛に
具体的な連絡先をお教えします。
ISBNとってない詩集なので一般書店では入手はまず不可能です・・・。
読んで頂きたい!詩集を購入したいという方を
悪いようにはしません!←何の商法だ・・・?(汗)
いえ、ほんと。

※2008/05/31、脱字があったため更新
正「胸肌も 背も 腹も 刺し貫かれて」です。
お詫びして訂正させて頂きます。
(追記は後で書きます)
[闇について(2) -高橋次夫著/詩集「雪一尺」より]の続きを読む

合歓の木@頂き物

2007年07月29日 23:27

詩人会でご一緒させて頂いている二瓶徹さんからの新作です。
二瓶さんってどんな方?と思った方はここをクリック

では今回の新作です。

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合歓(ねむ)の木        二瓶 徹



見沼緑道を歩き始めてから
二ヶ月ばかり
用水賂脇の農道の傍らに
一本の合歓の木は
次から次へと花をつけている

見上げるほどの合歓の木

だだっぴろい畑の
一本の合歓の木

芝川の鉄橋を渡る
野田線の音さえも
朝の静寂(しじま)の中に溶け込んでゆく

市民の森に 葉桜の連なる濃い色合い
そして 遠く 山の上に重なり合う笠雲

白い風車は止まったまま

用水賂脇一本の合歓の木
夏の朝 夜明け前の散歩に 行き交う人々が
立ち止まって見上げる 深紅の合歓の花


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緑道(という漢字より緑)。農道の「茶」。
葉桜。笠雲。白い風車。真紅の合歓の木。
色とりどりの自然の生命が
静かに溢れているような詩だと
私は思いました・・・。
※原詩には合歓の木に振り仮名はありませんでしたが
私が合歓を「ねむ」と読めるようになったのは
20代になってからだと記憶しているので
独断で表題に振り仮名させていただきました。

感想を頂ければ必ず全て二瓶さんに転送しますので
是非宜しくお願いしますっ!

朝日に照らし出され(※頂き物)

2007年06月27日 15:26

雪解けの
山並みを照らして
朝日は昇る

山深い森は
春の装いに変わる

春の先駆け
だいこうばい
やまねこやなぎ きぶし

森の斜面に はなねこのめ
あずまいちげ

かもしかの姿

芽吹きは まだ
ぶな みずなら かつら
みずならの 巨木

朝の日差しに 峪川の水は温む

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詩人会でお世話になっている、
二瓶徹さんが新しい歌詞を送って下さいました。

モチーフはテレビの自然百景からのものだそうです。
ブログに転載OKということで、
早速転載させて頂きました。
二瓶さん生命溢れる春を
ありがとうございます。